変わった価値観

2011年は、日本にとって未曾有の困難を経験する年となりました。東北で起きた震災は、その地域だけでなく全国的に大打撃を与えるものとなりました。毎日のニュースを見るに及び、「信じられない・・・」と悲痛の気持ちを抱いた方は多いはずです。そのような感情的・精神的ショックに加え、経済的な打撃も大きなものでした。例えば、幸い被害の無かった他府県でも建築資材が優先的に東北に流入したため、建設業の停滞が見られたところがありました。日本の一部地域の被災ではあったものの、その被害の大きさを感じさせられた一面です。少しずつ、以前の状況に戻りつつある観はありますが、全国的に景気回復の大幅な上昇を期待することはまだまだできません。とにかく震災の影響が大きかった東北三県(宮城、福島、岩手)の、一刻も早い経済の復興が見られることを願ってやみません。

再就職そんな中、われわれ日本人の経済感覚は変化を遂げているように思えます。東北の方たちが、毎日必要最低限の物資で一生懸命生き抜いている姿を目にすると、わたしたちもモノの価値観が変わるはずです。今ままで、 “あれが無くては生きていけない”との価値観が、“これがあれば生きていける”、そんな謙虚な気持ちへと変化したのではないでしょうか。

きっと、長く続く不況も相まって、みんな毎日節約や倹約に励んでいることでしょう。お金の無駄遣いは本当に禁物です。そんな現在、不幸なことに職を失ってしまったり、また求職中であるなら、どんな姿勢で世の中を生きて行くべきでしょうか?必要最低限の糧を得るためにどんなスピリットで、再び職を得るための努力ができるでしょうか?そうです、“粘り強さ”を発揮できます。わたしたちは今、負けずにがんばらなければなりません。一度や二度の挫折で負けてはいけません。失業という辛い壁を乗り越えて、再び前に進む努力が必要です。“がんばれニッポン!”この言葉には、そんなメッセージも込められているのではないでしょうか?

再就職にトライ!

毎月、報告される失業率を見てみますと、2011年の上半期の日本の失業率は、おおよそ4%台半ばを推移しています。アメリカの約9%と比べると低い数字にはなっていますが、依然厳しい状況といえます。“果たして新しい働き口は見つかるのか”と感じるでしょう。ですが、上手にやれば行けるものです。ある就職コンサルタントは、最も資格のある人が最良の仕事を得るとは限らないと言っています。「仕事は、上手に探す人のところへ回る場合が多い」とのことです。

再就職では、ご一緒に“上手に仕事を探す”方法について考えてみましょう。特に今回は、失業に悩む各国の人たちの声も踏まえ、「再就職のための5つの鍵」組織的であること、隠れ市場に網を張ること、順応性を持つこと、効果的な履歴書を作成すること、面接によく備えることについて取り上げます。